書 評
今の時代を考える本の紹介と、本によせて今を見つめる
【書評】五野井郁夫「デモとは何かー変貌する直接民主主義」・小熊英二「社会を変えるには」 広がる社会的格差と多様化する要求に対応できない既存の社会システム −世界中で広がる民衆の直接行動の背景を探る− |
12年12月 | こちらへ | |
【書評】『「フクシマ論」論 原子力ムラはなぜうまれたか』●その3【開沼 博 著 2011年.6月青土社刊 2,310円】 国策たる原発政策と国の上に君臨する東京電力 ―― 原発、米軍基地そして水俣病を貫く国策・企業の論理 ―― |
12年11月 | こちらへ | |
【書評】『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜうまれたか』●その2 【開沼 博 著 2011年.6月青土社刊 2,310円】 原発はどうして村と「共存」できたのか ―「危険」の告発が地元を苦境に陥れる差別と蔑視の構造― |
12年5月 | こちらへ | |
【書評】『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜうまれたか』●その1 開沼 博 著 2011年.6月青土社刊 2,310円 汚染の恐怖による批判が通じない「ムラ」の構造 ― 中央と地方の同床異夢の相関関係を読み解く ― |
12年3月 | こちらへ | |
【書評】高橋乗・、浜矩子著『2012年 資本主義大清算の年になる』 発行・東洋経済新報社:2011年11月刊(1500円+税) 大清算迫られる危機封じ込めの金融政策と債権大国・日本の「円高」と未来への道筋 |
12年2月 | こちらへ | |
ナオミ・クライン著「ショック・ ドクトリン−惨事便乗型資本主義の正体を暴く」(岩波書店刊) 腐臭を放つ資本主義 − 「ショック・ ドクトリン」を読んで |
11年10月 | こちらへ | |
「災害ユートピア−なぜそのとき特別な共同体が立ち上がるのか」レベッカ・ソルニット著 亜紀書房刊 災害で既存の社会・行政が麻痺した時、隠されていた共同体が立ち現れる −人間は人とのつながりの中でしか生きられない:災害時の人々の行動が意味しているもの− |
11年6月 | こちらへ | |
「20世紀社会主義の挫折とアメリカ型資本主義の終焉」寺岡衛著・江藤正修編、つげ書房新社刊 明確な暴力革命論との決別の姿勢 −注目すべき20世紀社会主義運動の総括− |
10年8月 | こちらへ | |
アフガン命の水路事業を通じて真の国際貢献とは何かを考える! −中村哲・澤地久枝著「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る−アフガンとの約束」岩波書店刊− |
10年6月 | こちらへ | |
『岩盤を穿つ「活動家」湯浅誠の仕事』(文芸春秋刊) 自己責任論は貧困の前で立ち止まる | 10年3月 | こちらへ | |
『差別と日本人』・野中広務・辛淑玉 根深い差別社会に向き合う鋭い考察 −差別の中を生きてきた迫力ある姿が見える好著− |
09年10月 | こちらへ | |
浜矩子著「グローバル恐慌」 幻想の需要に依存した金融資本主義の破綻 −世界恐慌からの脱却の道をさぐる− |
09年9月 | こちらへ | |
●寄稿『1978・3・26
NARITA』刊行によせて 「過去の栄光」を直視した オヤジたちの「反省と教訓」 3・26闘争元被告:佐々木希一 |
08年10月 | こちらへ | |
『アメリカ帝国の悲劇』文芸春秋
2004年刊:2800円 4つの悲劇に復讐される「基地の帝国」アメリカ |
05年1・2月 | こちらへ | |
『<節度の経済学>の時代--市場競争至上主義を超えて』内橋克人著
朝日新聞社03年12月刊 人間と地域の再生に役立つ「技術のあり方」 |
04年9月 | こちらへ | |
『デモクラシーの帝国』藤原帰一著(岩波新書:2002年9月刊) 「帝国」に依存する国際秩序の脱構築へ―「招かれた帝国」と「招かれざる帝国」の実相― |
04年4月 | こちらへ | |
「民主と愛国」 (小熊英二著・新曜社刊)戦後政治を支えた基盤の崩壊-新しい枠ぐみはいかに語られるか? | 03年11・12月 | こちらへ | |
『優しい経済学―ゼロ成長を豊かに生きる―』『100年デフレ』-成長神話からの脱却が問われている | 03年10月 | こちらへ | |
「フセイン・イラク政権の支配構造」-パンドラの箱は開かれた! | 03年9月 | こちらへ | |
『もうひとつの日本は可能だ』-リベラリズムの水脈から湧きでたグローバリズムへの批判と対案- | 03年7月 | こちらへ | |
「ネオコンの論理」- 軍事力学主義的世界観の虚妄- | 03年6月 | こちらへ | |
『アメリカの20世紀』(上・下) | 03年5月 | こちらへ | |
『地域ユニオン・コラボレーション論』職人気質や仁義で綴る労組論 | 03年4月 | こちらへ | |
『現代アラブの社会思想 −終末論とイスラーム主義−』 | 02年8-9月 | こちらへ | |
『仕組まれた9.11−アメリカは戦争を欲していた−』 | 02年6-7月 | こちらへ | |
鎌田慧著 『去るも地獄 残るも地獄』によせて | 01年7月 | こちらへ | |
『背信の科学者たち』−遺跡ねつ造事件に思う− | 00年12月 | こちらへ | |
『危ない飛行機が今日も飛んでいる』 上・下 | 00年11月 | こちらへ | |
『国際労働基準で日本を変える』を読んで | 00年6月 | こちらへ | |
地球的課題の実験村編 『生命めぐる大地』 | 00年4月 | こちらへ | |
熊沢誠著 『能力主義と企業社会』 | 99年2月 | こちらへ |